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ワンデイレスポンスを普及させよう

街中の道路工事をもう1年もやっている。

一応今月一杯が4月の変更契約で延長された工期なのだが、昨日現場に行ったので担当者にいつ頃終わるのか聞くと、担当者は更に1ヵ月半ほど延びそうだと言う。

道路に接する場所で大型の建築工事をやっていたり、その外構工事との兼ね合いがあったりとこちらのペースだけで進める事ができなかった事もあるが、発注者の指示が遅いというのも原因の1つにあるようだ。

今までも、発注者の指示が遅いために手待ちになったり手戻りがあったというのは枚挙に暇ないほど全国津々浦々で同業者は経験していると事だと思う。

それが原因で工期に遅れが生じているにも関わらず、「工期内には終わせ」と平気で言う発注者も中にはいる。

何を聞いてもすぐに答えを出せる人が少な過ぎる。

判断が間違っていて失敗すると自分の責任になってしまうので、それを回避するために上司に判断を仰ぐという傾向があるようだ。

こういう世の中になって、採算ギリギリのところで入札して仕事を取っている身にとっては、請負金額がそれほど変わらないのにズルズルと工期だけ延ばされたのではたまったものではない。

今の積算体系では、経費は工事原価に率をかけて算出しているため、工期がどんなに延びても工事費が変わらなければ経費は増えないようになっている。

例えば、当初工期が半年と明示されていたものが、請負金は変わらずに1年に延びたとすれば、人件費は倍かかることになるし、現場事務所等のリース料も倍になってしまう。

だから、担当者が答えを出すのに時間がかかるために工期が延びてしまうというのは、業者にとっては死活問題なのである。

ある地方では、業者からの質問に対しては24時間以内に答えを出すというワンデーレスポンスという取り組みをしている自治体がある。

すぐには結論を出せないものもあるようだが、その場合は「いつまでに結論を出す」という回答を24時間以内に出すのだそうだ。

こうしてもらえれば、現場でも手待ち等はほとんどなくなり、工程通りに作業が進められるはずである。

このワンデーレスポンスを早く普及させなくてはならないと思うのは私だけだろうか?

普及するためには、まず発注者側が意識を変えなくてはならないだろうと思う。

そこが最大のネックか・・・

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コメント

 前の仕事では、判断がつかないのでシカトして配置転換を待っているという県土木のお方がいらっしゃいました。
 そんなバナナ。たくさんの地区を抱えていたので、目を点にして当方は笑っていましたっけ。
 ついに役場の人がキレテ、議員を使いました。ワンイヤーレスポンスでした。

投稿: チー坊 | 2007年10月 6日 (土) 07時59分

ひどいですねぇ。
そこまでひどい人はそんなに多くはないとは思いますが(1年も放っておいたら現場が終わらないですから)、でもそういう体質の人は多いでしょうね。

投稿: 馬の骨 | 2007年10月 6日 (土) 08時11分

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