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入札不成立について聞かれた

今日は県南の県の出先事務所に行き、同級生と1時間ぐらいしゃべってしまった。

立ち話をしていたら、部長が椅子を出してくれて、更にコーヒーまで御自ら入れてくれようとしていた。さすがに同級生の部下が「私がやります」と出してくれたのだが、恐縮してしまった。

その後別棟の別の出先に行ったのだが、唯一顔見知りの課長が、珍しく椅子を出してくれた。普段は二言三言言葉を交わすだけなのに。

管内の業者には聞けないのだろう、「あなたが来た時に聞こうと思って」と1枚の新聞のコピーを出して来た。

それは各地で起きている入札不成立について特集した記事だった。紙面はチラッとしか見なかったが、特に東京・名古屋・大阪・横浜などの大都市で急増しているというような内容であった。

自分の管内でもそういう事態が起きる事を心配しているようで、「どうしてこんな事が起きるんでしょう?」と聞かれた。

積算すると予定価格を大幅にオーバーしてしまう物件は誰しもやりたくないだろうから、自分のところに来ないようにするには辞退が一番確実だから全員辞退で入札不成立になるのでしょう。最初から赤字が出るを分かっていて取る業者なんていないですよ、死期を早めるだけですから。

と答えておいた。

現に同じ部の県央の事務所発注工事で入札が不成立となり、2回目でようやく落札者が決まったという物件もあったし、他の部や市の一般競争入札の物件では「応募者なし」で不成立になっている事例もある。

どんどん発注量が減っているのだから、本来はどんな工事でも食い付きたいところなのだろうが、そんな状況下にあっても誰も手を出さないというのは相当実態と合わない積算をして予定価格にしているのだろう。

若い監督員は現場の事をあまりよく分かっていないから、積算も現場も見ずに机上の考えだけでやってしまうのではないだろうか。

実態に合わない積算をしておきながら、出来上がった構造物を見て「やっぱりこれじゃダメだからやり直して」とか、「これもついでにやっておいてね」などと平気で言う。

現場で問題があって監督員に聞いてもなかなか回答が来なくて、手待ちになったり材料の手配ができなくて工程が大幅に遅れる事もある。

ワンデイレスポンスを導入してほしいし、発注者側も意識改革をしなくてはならないのでは?

というような事も付け加えておいた。

こんな事は管内の業者には聞けないだろうし、直接利害関係がある管内の業者もこんな好き勝手な事は言えないだろうな。

自分だって自分の管内じゃこんな事言えないもの・・・

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