ISO
ISOの定期審査の通知が来ました。
去年初めて審査に来た審査員が今年も来る予定になっていますが、この審査員、時間にルーズで予定通りの時間に審査が終わりません。しかもその前年に来た審査員に褒められた帳票にケチつけられるし・・・
例年審査の後でアンケートがあるので、時間にルーズな点は指摘しておいたにもかかわらず、また同じ審査員を選定して来るって、審査機関は何を考えているのでしょう?アンケートやってる意味がないような気がします。これは明らかに顧客クレームのはずですが・・・
ISOに関しては、最近はほとんどやる気が失せていて、審査前に一気にやればいいやみたいな気になってしまっています。ただ単に維持出来ればいいやというように。
総合評価落札方式だとISOを取得しているかどうかで点数が変わりますが(品質・環境それぞれ0.5点など)、両方取得している所はあまりないので、他社と差がついたとしても0.5点です。それならば大雑把に計算すると約50万円ぐらい(我々クラスの発注金額だと)だから、その分入札する金額で頑張ればいいという事でISOを継続しない事にした会社もあるようです。
確かに、審査を受けたり記録を作るのにそれなりの費用もかかりますし、現場が終わってからもISOの記録作りをしていたり、そのために残業したりといった経費を考えると、そういう考え方も有りなのかなと思います。
当初は、ISOの品質記録がそのまま発注者に提出する書類に出来るようになるような振れ込みだったと思うのですが、どの発注者でもそんな事をやる様子もないですしね(国交省では試行的に一部導入しているかも知れませんが)。
維持していくのかどうかも含めて、今後どうするのか検討する必要がありそうです。
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