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設計労務単価

国交省の平成20年度公共工事設計労務単価が公表されました。

20年度単価は51職種平均で対前年比マイナス1.5%、11年連続の下落となりました。

ピーク時(平成9年度)には平均23,295円だったものが今年度は16,726円と、約3割減となっています。

この価格は、公共工事の積算に用いるためのもので、下請契約における労務単価や労働者への支払い賃金を拘束するものではないと言ってますが・・・

この単価で積算するという事は、予定価格も下がるっていう事で、更にそこから何パーセントも切らなくては受注できないですから、設計単価以上には下請さんには払いたくても払えない事になりますよね。

設計単価が下がるから職人さんに払う手間も下げざるを得ない。そうするとまた設計単価が下がるという悪循環に陥ってしまいます。

職人さんだって技術がいるんです。簡単に誰でもできるなんて物は数少ないんです。いっちょ前になるまでには何年もかかるんです。

それでなくても夏の灼熱の太陽の下で、冬の厳しい寒さの中で、それに耐えながら仕事をしているのに、賃金がどんどん減っていってしまっては、冷暖房が当たり前にある時代に育った若い人達が建設業界に入ろうなんて当然思わないですよ。

賃金が良いからきつい労働にも耐えられるのだと思います。同じ賃金なら、誰だって冷暖房完備の室内での仕事の方が良いに決まってますからね。

労務単価は下がるわ、業法違反等に係る営業停止等処分を強化した旨の通知は届くわ、揮発油税暫定税率問題で仕事はなかなか出て来ないわで、暗~い気分での新年度スタートです。

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コメント

いつも大変お世話になっております。

当方、約2年4ヶ月目になるのですが、県の
県政モニターをしております。(途中からのモニ
ターで委嘱期間は平成21年3月末まで)

アンケートの大半は、建設関係でございまして、
昨年の冬に行われました県政アンケートのコメント
欄に「もっと建設業界を理解してください!!」と題
し、建設業に対する内容を長々と記入してしまいま
した。

>夏の灼熱の太陽の下で、冬の厳しい寒さの中で

同じ内容を記載しまして、県へ送付しましたが、
モニター結果欄には、当方のコメントを全く引用
してもらえませんでした。。。

もっと行政の方々に理解してもらいたいのですが
・・・

追伸
大変遅れましたが、お誕生日おめでとうございます。

投稿: ババール | 2008年4月 2日 (水) 12時49分

県職員も事務方は一般市民と同じ感覚なのでしょうね。
寂しい限りです。


>お誕生日おめでとうございます
ありがとうございます。

投稿: 馬の骨 | 2008年4月 2日 (水) 15時55分

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