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どうしても悪者にしたいのかしら?

今日の地元紙に以下の記事が掲載されていました。

○町が昨年度に発注した土木工事の入札うち、参加業者すべてが同じ額で応札するケースが続発していたことが分かった。町内業者が参加した入札の四割に上り、くじ引きで落札業者を決めた。きわめて不自然な結果で、識者は「談合した結果ではないか」と指摘する。

 落札額は、予定価格(上限)と、適正な工事を維持するために設定される最低制限価格(下限)の間で決定する。同町は昨年四月、これらの価格の事前公表を始めていた。

 同町などによると、昨年度発注の土木工事(管工事は除く)三十七件のうち、町内業者のみが参加したのは二十九件。このうち十二件で全業者が最低制限価格で応札し、くじ引きが行われた。四月から六月までの入札は、七件連続してくじ引きだった。

 この事態の分析として、不況下でぎりぎりまで価格を下げた「企業努力」の成果との見方もある。だが全業者が同額で応札するケースが続くのは異例だ。

 そもそも、同町が採用している「指名競争入札」は業者の顔ぶれが限られるうえ、発注者の裁量が多く含まれるため、談合の温床と指摘されている。

 同町の担当者は「業者が積算努力をしていないと言えるが、価格が公表されていて仕事がどうしてもほしいとなると、こうなると思う」と、不正の結果ではないと判断している。

 一方、公取委・元主席審判官で桐蔭横浜大学法科大学院の●●教授は「現在の(○町の)システムでは、談合は必ず起きる。指名競争入札を止めることで政官業の癒着も絶つべきだ」と指摘する。

最低制限価格で取るのに談合するか?、普通。

そもそも上限値に近い価格で取りたいがために談合するのであって、下限値で取り合いするんなら談合なんて必要ないでしょうが。

公共工事削減で仕事量が減っているのだから、どの業者だって満足な仕事量は確保されていない。となればどうしたって仕事がほしいから最低制限価格に張り付くのは当たり前の事で、くじ引きが多くなるのは当然の結果でしょう。最低制限価格が公表されているのだから尚更そうでしょう。

最低制限価格が公表されてなくて、単に計算式だけが公表されている場合は積算の精度によって数千円程度の差が出る事が多いので、全社でくじ引きというのはめったにないケースだと思いますが、価格自体を公表しているんですから、「その仕事はいらない」と考えた業者以外はみんなその金額で入れるのは自然な成り行きだと思いますけどねぇ。

最近は「記名記事」が多くなって来てますけど、この記事には記名がなかったなー。堂々と記名できるような記事じゃないってのを書いた本人も自覚してるのかしら?

それにしても、以前の某議員さんの発言記事といい今回の記事といい、どうしても「建設業は悪」にしたくてしょうがないんじゃないか?と思えてしまうのはひがみですかね?

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