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水滸伝

942238244_183三国志を読み終えたので、先月下旬から水滸伝を読み始めました。

吉川英治も水滸伝を書いているようですが、アマゾンで検索したら何だか色々な作品がごしゃごしゃで何巻まであるのか、どれとどれが同じ装丁の物なのかよく分からなかったので、北方謙三の水滸伝全19巻を一揃い買ってしまいました。

解説によると、吉川英治(三国志の解説ですが)はほぼ原作に忠実に訳している中に、所々自分の想像あるいは創作した部分が入っている ようで、北方謙三は原文を一度自分なりに咀嚼した上で物語を作っているという事でした。

確かに、吉川英治の三国志は漢文の教科書を読んでいるような感じの文体であり、また、誰が主人公なのかはっきりせず、普通の小説では有り得ないようなストーリー展開になっていました。

一方北方謙三の水滸伝は、会話の部分も口語体ですし、時代があっちいったりこっち来たりというのもなく一方向に流れているので、実に読みやすくできています。

書評などを見ていると、少数ですが「これは水滸伝じゃない」とか「読むだけ無駄だ」というような意見もありましたけど、小説として読むには面白いと私は感じてます。

翻訳本ではなく小説なんですから、扱う素材には原本があってもそこに自分なりの創造を加えて行くというのはありですよね。読む人が楽しめればいいのですから。

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